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加耶南部諸国と倭_田中俊明 敎授(滋賀県立大学)

admin 2021-05-12 09:08:27 조회수 3,678

加耶南部諸国と倭 



 加耶諸国は一つにまとまったことはない。かつて前期加耶連盟・後期加耶連盟というように、時期をわけて、全体が一体であったかのような理解があったが、そのようなことはなく、最後まで一つにまとまることなく、百済と新羅によって分割されてしまったのである。ここでは、そのなかの加耶南部諸国をとりあげ、それと倭との関係の推移について述べる。ここで加耶南部諸国とするのは、任那国(金官国)・卓淳国・安羅国などを指す。この加耶南部諸国は、加耶諸国のなかでも東南端に位置しており、日本列島に近く、交流も早く深かった。卓淳は任那国の西で、現在の馬山湾地方、安羅はさらに西である。この任那・卓淳・安羅と倭との同盟関係が360年代以後に成立し、それに百済が加わるかたちで、北の高句麗と対抗した。5世紀を経て、530年代までそうした関係が維持される。これらとは別に大加耶(高霊)を盟主とする諸国連合もあったが(わたしは大加耶連盟と呼んでいる)、倭とはむしろ対立的であり、今回はとりあげない。