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韓日歴史問題 e-Conference

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奈良盆地の大壁建物l青柳泰介 博士(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館)

admin 2022-02-04 10:55:07 조회수 484


奈良盆地の大壁建物 

青柳泰介 博士(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館)


今回の講演では、奈良県内の古墳時代~古代の韓半島系渡来要素のうち、百済系建物と考えられる「大壁建物」を取り上げます。これは溝を方形に掘削し、溝内に柱を密に配置した特異な建物です。建築用語では、柱が壁に埋め込まれて外側からは見えない構造の建物を指します。特徴のある下部構造をしていますので、地域色を把握しやすい建物でもあります。日本列島では5世紀前半からは奈良盆地南部、6世紀後半からは滋賀県大津市北部、7世紀後半~10世紀代は東日本に集中し、韓半島では百済地域、特に中枢部に集中する傾向があります。なお、この建物が確認される遺跡の性格をみていくと、日本列島では官衙や豪族居館などの地域の核となる施設、韓半島では百済の首都周辺の重要施設で確認される場合が多いので、百済系官人との関係を想定できそうです。このように、古代の日韓関係を考える上で、この建物が最適だと思いますので、奈良盆地での具体例をもとに考えてみたいと思います。