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考古人類と歴史文化 e-Conference

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百済と日本列島の交流_田中史生 敎授(早稲田大学 文学学術院)

admin 2021-05-13 13:43:46 조회수 1,627

百済と日本列島の交流 



 日本古代史研究において、百済との交流史は、古代日本の政治・制度・文化を理解する上で不可欠な研究テーマである。そのなかにあって『日本書紀』は、日本と百済の関係を最もよく伝える古代史料として注目されている。ただし、本史料は後世の潤色が著しく、『日本書紀』以外の史料の分析を踏まえた史料批判が不可欠である。そこで本報告では、倭国と百済の交流に関する日本古代史研究の主な論点を概観した上で、福岡市西区の元岡G-6号墳出土庚寅銘大刀や韓国出土木簡など、近年の出土文字資料にも注目し、従来の研究史に新たな知見や論点を加えることを試みた。そこからは、百済が自国の多民族的状況を生かして対外交流を行っていたこと、そのなかにあって、百済が倭国に送る文字技能者には、中国を出自とするものが多く含まれ、倭国との外交戦略を共有する役割が担わされていたこと、また倭国も、百済を頼って政治・外交に不可欠な漢字文化を深化させたことが浮かび上がってきた。この文字技能者を介した交流は、各地の倭人首長層が韓半島との間で展開した独自の交流とは次元を異にする、王権間の交流と位置付けるべきものである。またこのことが、倭王権が政治的に百済の影響を強く受け続ける背景となったと考えられる。 

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